なぜバスケに人気がないのか考えてみた。
人気部活ベスト3に毎年入ってきそうな部活にバスケットボールがあります。(TRALELING調べ) あとの2つはサッカーと野球かなって思ってます。(TRALELING調べ)
しかし、日本のスポーツというジャンルに置いて、サッカーや野球に比べてバスケットボールは人気がありません。 人気の部活だし、それなりに競技人口もいるはず。それでも(もう一度繰り返しますが)他の人気部活の野球やサッカーにはかないません。
中高とバスケ部で、今も社会人でバスケを続けている僕がその辺りを考えてみたいと思います。
得点に対する喜びが少ない
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サッカーや野球と比べてみたとき、バスケは攻防が目まぐるしく移り変わるスポーツです。 攻めてたと思ったら次の瞬間守ってますから。
バスケはあの小さなリングに皆さんの思っている以上に点が入ります。入った瞬間に攻守が入れ替わります。 本場アメリカのNBAでは両チーム共に100点以上入ることご普通。ということは、攻守の入れ替わりが100回(1ゴール2点なので、100/2で50、それの2チーム)はあります。
バスケは得点入っても、喜びに浸る時間ってほぼないです。 だって浸ってたら点入れられるし。
そこが日本では人気のないところの1つなのかなって思います。
野球やサッカーって、得点入ったときは余韻に浸れるし、わかりやすいんですよね。 その間はサポーター、ファンと喜びを分かち合うことが出来る。 バスケは残念ながらそんな余裕はないです。点を入れたら守る。 バスケを知らない人が見ると、選手とその瞬間を分かち合うタイミングが少ないからあまり楽しくないのかも。
その上、日本は長らく野球という止まるスポーツが頂点に君臨していたこともあって、動くことが主体のスポーツは流行りにくいのかな、って思ったりします。
日本代表が強くない
残念ながらバスケの日本代表って強くないですよね。 サッカーならアジアトップだけど、バスケはアジアの5本の指にも入らないでしょう。
ちなみに2013年のアジア選手権では9位。 僕が生きているときにアジアトップになってほしいですね。サッカーはプロ化して20年。今や誰もが認めるアジアトップの国ですもんね。
じゃあなんでそんなに日本代表って強くないんでしょう。
リーグの体系が複雑すぎる
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バスケのプロリーグが出来たのは最近。 bjリーグっていうリーグです。 それまでバスケのリーグは実業団のJBLスーパーリーグがアマチュアの最高峰として活動してきました。 プロ化に関しては何度か動きがありましたが、JBLスーパーリーグの動きが悪く発展せず、ついにはJBLスーパー を脱退、bjリーグというプロリーグを発足させたという経緯があります。
そのあとを追って、別のプロリーグの日本リーグが発足しました。それは「JBL」。先ほどのJBLスーパーリーグをプロ化(アマチュアチームもある)したリーグです。
今はFIBA(FIFAのバスケ版)から1国1リーグが望ましいとの要望の元、「第3のプロリーグ発足」に向けて動いているそう。(断念したとの報道もあります)
これらは全てWikipediaの内容をまとめた内容です。 詳しくはコチラをご覧ください。(合ってるよね…) 参考:プロリーグ構想 (バスケットボール) - Wikipedia
一言でいうと、わけわからん。 難しすぎます。プロリーグに対して障害が多いのはわかりますけどね。 主にJBLの上の人とか企業が反対してるらしいです。
企業もこの景気でお金出せない→弱くなる→興行として成り立たなくなってくる
悪い流れ。。
そういえば昔、日本で行われた世界バスケで13億円の赤字を叩き出し、その処理で日本バスケ協会はゴタゴタってのがありました。上層部がぐちゃぐちゃなんですね。 その頃よりマシになってると思いますが、そんなトップがぐちゃぐちゃでは強化費も、健全なリーグも出来るわけない。
そういうことで、日本のバスケット自体がまとまっていないしリーグも乱立して何がどのチームかもわからない。となると、新しくバスケを見ようという人はどこを見たらいいかわからなくなりますよね。
色々理由はあるけど
色々理由はあるのだけど、部活が人気であることから、「プレーする」のは人気なバスケ。 僕も見るよりはプレーするほうが好きですね。
興行的に成り立つのはいつになるのかな。 やっぱり自分のやってるスポーツは気になるのでした。
バスケ、おもろいですよ。
おあとがよろしいようで。