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打ち込むものがそこにあるか。

saiut
あひるの空というマンガをご存知でしょうか。 かの有名なスラムダンクと同じ、「高校」バスケマンガです。 かれこれ10年以上バスケを続けてる自分はこの本が大好きで、2/17に最新巻である34巻が発売されて、当然買って読んだわけです。 もしかしたらブログ読んでくれている方もあひるの空を読んでいて、この最新巻を読んでいない方がいらっしゃるかもしれないので、極力ネタバレするのはやめておきます。 1つだけネタバレするなら、あるチームが負けました。そこで沸々と、熱くも懐かしい感情が沸き上がってきたもので、その時に思った、お話。 当時のこと、覚えていますか? 高校時代、中学からバスケを続けていたので、何の気になしにバスケ部に入りました。 別に有名なところでもないし、普通のどこにでもある弱小校です。 今もバスケを続けていて、当時よりは上手くなってるし、ある程度期待されてる中でバスケットをするのは本当に楽しいと思う。 けど、高校生の当時とは違う。 それは何か。 時間です。 高校の3年間というのは本当に短い。バスケは3年なりたてにインターハイ予選があるので、そこが最後。実質2年です。 そんな2年という短い時間の中で、みんな同じ目的を持ってひた走っていくわけです。 引退試合となった試合。負けた時の頭は、もう終わり?という気持ち。これから先長く続くだろうバスケ人生だけど、そんなことはもちろん考えれるわけなく。 ふわっと、軽く終わるんです。その瞬間って。その瞬間を今も凄く覚えていて。 あぁ、終わったんだな、と。それじゃ帰りますか、と。後悔なんてないよ、と自分を押し殺して帰る。 ただ、時間が経つにつれて、押し殺したはずの後悔が襲ってきます。 熱くバスケに打ち込んでいたはずなのに、その自分に対しても、「なぜあの時もっと真剣にやっていなかったのか」と。 次は受験勉強に対して打ち込んでいかなければいけない3年生なのに、腑抜けになってしまったり。 高校の部活って本当に短いもので、そこで体験できる熱量って、本当になかなか味わうことの出来ないものだったと、今なら胸を張っていえます。 それほどに自分の熱さを傾けていられるものが、あなたにありますか? あの時のように、本気を出す 大人になるにつれて、本気出すのがカッコ悪い、なんてバカな風潮があったりしますよね。 そんなものは関係ない。本当に自分のやりたいことを見つけられれば、そんなバカな風潮がバカなんだと、胸を張って言えると思います。 部活を頑張っていた人は、当時のことを思い出してみてください。 今自分は、この本を読んで、あの懐かしくも熱い気持ちが蘇ってきました。 今やってるバスケへの気持ちを再度整理して、もっと本気で取り組んでいきたいと思います。 熱中できるものがあるあなたは凄くカッコイイものだ。 最後に1つ質問。 皆さんの熱量を傾けられるものは何ですか? おあとがよろしいようで。