「NHM」VMware Playerを使っていてもスナップショットを作成出来るソフトウェア!

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IT関係の仕事をしていると検証するためにVMware Playerを使っている人も多いのではないでしょうか。

有料のVMware Workstationって高いんですよね…。ということで無料のPlayerを使っているわけですが、スナップショット機能がないのが大きな痛手なんですよね。 スナップショットというのはバックアップと同じようなもので、現在使ってい仮想マシンの状態を保存して、いつでも保存した状態に戻ることができる機能です。

この機能が凄く便利で、何かあったときはそのタイミングに「すぐ」戻れるし、この状態で置いておいてまたあとでこの状態からスタートしたい、ということも「すぐ」できます。

そんな凄く便利なスナップショット機能。無料のVMware Playerにはついていませんが、スナップショット機能に似た機能がNHMを使えば実現できるので、紹介したいと思います!!

NHMを使おう!

NHMというVMwareの差分ファイルを作成するソフトウェアです。当然無料。

こんな感じで、世代管理ができます。 「親」「子」という概念を用いて、現在のVMwareの状態を「子」として新たに作成します。

使い方を紹介します。

まずはどこに仮想マシンを動かすVMware Playerを指定してあげましょう。メニューバーのオプションから、VMware Player実行ファイルを指定してあげます。

新規作成から「.nhm」というファイルを作成します。このファイルに世代管理の構成が書きこまれます。

作成したてはこんな感じ。右クリックの「子を作成」から子を作成します。

これで子が作成されました。これで元の仮想ファイルのスナップショットが作成されましたことになります!

右クリックのプロパティから、このスナップショットの名前を変えることができます。

子を使っていたら、新たにそのタイミングのスナップショット欲しい!となることがあるかと思いますが、更に右クリックの「子の作成」でスナップショットが作成できます! ツリー構成でスナップショットを作ることができるので、色々なタイミングのスナップショットを作ることが可能です!

また、親が必要なくなれば、現在のスナップショットの状態(子)を親に反映させてしまうことも可能です!

これだけなんです!

すごくシンプルなUIで、すごくシンプルに差分ファイルを作成してスナップショットを作成してくれます。 検証をする上で、「このタイミングは置いておきたい!!」となることは多いと思いますが、このNHMがあればもう充分なのです!

このソフトがあれば、色んな検証が出来ちゃいます。VMware Player使いの方は絶対に必要なソフト!オススメです!

NHM

おあとがよろしいようで。

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