「新時代のワークスタイル - クラウド「超」活用術」を読んで #SuperCloud
熱い人が書いた厚い本。
本を読むごとに、あーベックさんやわぁーと思わずにはいられない本でした。
@beck1240さんが書いた2冊目の本の「書感」を綴ろうと思います。
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北 真也 シーアンドアール研究所 2011-11-16
ワークは勤務先で行う仕事だけじゃない
Newspapers B&W (3) / NS Newsflash 仕事で「成果を出す」ために、「仕事以外でクラウドを使う」ということ。
この本では「成果を出す=良い企画を出し、それを実現すること」としています。その為には自らを管理する能力、「セルフマネジメント能力」が必要になってくるということ。
仕事でクラウドサービスが使えないとしても嘆くことはないのです。
仕事で成果を出すために、日々クラウドを使って自分をマネジメントして自分で情報収集して自分でアウトプットをする。
ベックさんと同じくクラウドサービスを仕事で使えない自分は、仕事でEvernote使えたら便利やろうなーとか、Dropbox使ったらもっと楽やのに…と後ろ向きなことばかり考えていましたが、そうではない。
日々自分が成長するためにクラウドサービスを使ってやればいい。それが結果として仕事にも活かせればいいじゃないか!
ベックさんは「成果を出す」為に2つの仕組み作りをクラウドで行なっており、それぞれこんなことを行なっています。
セルフマネジメントシステム
「制約の中で自分のリソースをいかに配分して成果を得ていくか」という「自分経営の手法」ととらえることができるのです。P.23
情報マネジメントシステム
「アウトプットの元となる情報を収集・管理するための仕組み」P.24
ベックさんはこの2つのシステムを3つのクラウドサービスから構築していました。
- Googleカレンダー
- Toodledo
- Evernote
多彩な活用法は本の中に嫌というほど載っていますw
なぜ自分はクラウドを使いたがっていたのか?ここまで考えていたか?というと、そうではない。そして、仕事でクラウド使えないのもったいないわーとだけ漠然と不満を漏らしていた自分が恥ずかしくなりました。
そのクラウドサービスを何のために使うか、そしてベックさんは「このクラウドサービスはこの為に、こんな風に使うよ!」と余すことなく教えてくれています。
どうしてもクラウドを仕事で使いたい人に
In the clouds - EXPLORE rules changed / kevin dooley ベックさんはこの本で余すことなく自分のクラウド活用方法を紹介していますが、同時にベックさんが仕事でクラウドサービスを使えない代わりにどうしているか?も紹介してくれています。
そのクラウドツールの本質を見抜くことが出来れば、この広いインターネットの中には、同じようなツールがあるんですね。 例えばEvernoteの代わりであれば「あのソフトウェア」とか「あのソフトウェア」とかですね。ここは秘密にしておきます。
そしてベックさんはその自慢の腕でほぼ日カズンを5冊ぐらい持って筋トレしているとか…というのは当然ウソですが、 クラウド×アナログ。GoogleカレンダーとToodledoとほぼ日手帳を用いた間接的クラウド活用法も用いています。
ベックさんは自分のセルフマネジメント×情報マネジメントシステムが構築出来ているので、上手に仕事へも活かして実践しています。 その中から自分にも使えるかな?というものを選択して、始めてみるのがいいのでしょう。「オレ全部出来てるで!」とかいう人は、ベックさんの自作自演ですね。
どうしても仕事に使いたいのならば、「なぜ?」「代わりに使えるものは?」と考えてみましょう。
クラウドの赤本
この本が全て実践できれば、**ベック大学への合格間違いなし!**と言えるぐらいベックさんのクラウド活用術が詰まっています。 自分はベックさんの誕生日に思わず「愛してるよ!」って言うぐらいキモいベックファンなのですが、この全てを実践するのは難しいと思っています。 ただ、難しいで終わらすのではなく、一度読んで終わるのでなく、自分に取り入れれる部分はないか?この場合はどうやって使っていけばいいのか?
この本を活かして「自分流セルフマネジメント」や「自分流情報マネジメント」を作っていく土台はできるんじゃないかと思っています。
今回この本について書くにあたって、最初の部分だけ書かせてもらいました。だって、ボリュームすげぇんだもん。
本当に充実した内容でした。ベックさんお疲れ様!そしてありがとう!
P.S 2011年の目標「体重65kgまで落とす」が成功しているか、今度本人に聞いてみたいと思います。
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北 真也 シーアンドアール研究所 2011-11-16