2012/10/15号BRUTUSを読んで。「写真は時を切り取るモノ」だと改めて感じた

目次

2012/10/15号のBRUTUSで「記念写真」という特集が組まれていました。

「iPhoneでの”ええ写真”の撮り方!」や「カメラ超初心者に送る!」シリーズを連載している僕にとって、思わず手に取りたくなる1冊でした。

BRUTUS (ブルータス) 2012年 10/15号 [雑誌]

posted with ヨメレバ

マガジンハウス 2012-10-01

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家族、愛する人、おじいちゃん、観光、旅、宇宙、食、日常、本木家…

といった題材の写真をどういう風に撮ればいいのか?というお話でした。

あ、本木家ってあの俳優の本木雅弘さんですよ。

この雑誌を読んで思ったことを。

シャッターを押すこと

テクニックや知識ってあるに越したことがないですが、やっぱり必要なのがシャッターを押すことだと感じました。

撮りたいものをありのままに撮るってのが大事だなーと。

撮り方とか連載しておいて何言ってんねん!と言われる方もいるかもしれませんが、そういう構図とか考えないで撮った写真でも何か違って見える写真ってあります。 それは何か言葉じゃ表現できないですけども。。。

張り切って写真撮りにいこう!!と普段行かないような場所に行って写真を撮るのももちろん楽しいですが、 ふと日常を振り返ると、実はそこら中に「ええ写真」になるようなものがたくさんあるなと改めて気付かされました。

平日は朝から夜まで仕事して日が落ちた後に帰る僕にとっては、写真を撮るタイミングが限られます。夜なので。好きな空(夕日)も撮れない。 それでも、帰るサラリーマンとか電車とか、その辺に撮るものは転がっているわけです。それは僕が普段目にしているもの。 そこに自分が気づけるか?がこれからの僕に必要なものだと思います。

気になった言葉

写真家・大森克己さんがこのBRUTUSの特集でイスタンブールで撮ったのですが。。。 引用します。

イスタンブルにいた先週と銀座に来ている今日と、実は大きな違いはなくて、基本は普段も旅なんです。 あえて旅と日常を分けたとしても、自分のものの見方や考え方が変わるわけではないので、やっぱり旅の中にも日常は顔を出しますし、日常の中に旅がフィードバックしてくることがある。

via:BRUTUS (ブルータス) 2012年 10/15号 [雑誌]

OMORI KATSUMI

写真を撮るのにわざわざ旅に出る必要はなくて、やはり日常。逆もまたしかり。 これを読んでああーと思わず声を上げずにはいられませんでした。

旅で撮った写真や、わざわざ○○行こう!と撮りに行った写真も好きです。 でも、そこに「僕」といったフィルターがかかっていないと、その人の色が出ないんじゃないかなーと思います。

ものすごく主観的で伝えるのがすごく難しいのですが。。。w

あえて思ったまま書きました。

自分のフィルターをかける、というのは撮影の知識だとかテクニックではなく…

撮りたいと思ってシャッターを押した瞬間がフィルターのかかる瞬間でないかなと。

この感覚を持って写真を撮りたいなーと改めて思いました。

是非手に取ってみてください。

@stiloさんのエントリを見て欲しいって思って買いました!!

【BOOK】BRUTUSの「記念写真」特集が良かった。もっと日常の身近な写真をたくさん撮りたくなったよ。 - OK!stiloドットコム

BRUTUS (ブルータス) 2012年 10/15号 [雑誌]

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マガジンハウス 2012-10-01

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おあとがよろしいようで。