チームスポーツ=「継続の力」

目次

かれこれ10年間、中学入学時からバスケットボールというスポーツを続けています。 社会人になってからはだいたい同じチームメイトと続けて来たわけですが、先日の練習で改めて思い返したことがあったので書いていきたいと思います。

 

ひとり入ると違うチーム

  DSC08791 / HIRAOKA,Yasunobu

最近新しいチームメイトが増えましたが、「合わない」んですよね。 しかもスラムダンクでいう「リョーちん(ガード)」のポジションのプレーヤーだったりするわけで、ゲームをコントロールしないとダメなわけです。

でも、入ってすぐって本当にやりたいことがお互いわからないんですよね。 空回りというか、ここでパスが欲しいのに出ないとか、え、そこに動いて欲しいの?みたいな。 バスケやってきた者同士なので、うまいこといったりすることはあるんですが、それは個人個人の考えがたまたまうまいこといっただけで、「チームとして」ではないと思います。

じゃあ、これをどうやって合わせていくのか。

 

チームって

 

DSC09435 / HIRAOKA,Yasunobu

チームの点取り屋だとか、司令塔だとか、スタメンだとか、ベンチだとか、色んな役割の人がいますが、みんなでチームなわけです。 ずっと一緒に練習したり酒飲んだりしてるわけです。

そうして築いてきた関係というのは、簡単に崩れませんし、「こーきたらこの人はこー動く」とかいった試合中の動きのたぐいのことは覚えます。それは良いことも悪いことも含めてです。

その中で、色んな話し合いを重ね、何度も練習を行い、チームとしての穴を減らし、個人の力を伸ばしていくのがチームというものだと思います。

かの有名なバスケ漫画、「あひるの空」でこんなセリフがあります。

 

「“Team"の中に"I”(自分)というスペルはない」

 

これ、めっちゃいいセリフだと思うんですよね。

各人が弱点を受け止めてそれを周りのチームメイトがフォローする。そして個人の力を伸ばす。

それには、ずっと続けていくことが必要です。

いやーいいもんですね。

 

これから一緒にね

 
DSC08104 / HIRAOKA,Yasunobu

チームに入ってすぐに合うわけないんですよね。

ということで、やはりチームとしてその新しいプレイヤーを迎え入れ、チームの一員として一緒にやっていくにほかないんですよね。 チームとしてやっていくことで、新しいプレイヤーとも「合う」ようになっていく。

Teamとして一緒にやっていくことで、お互いがわかってお互いがどんな人間かわかって、お互いの長所を引き出す。

 

これって、仕事とも一緒ですよね。

同じチーム、グループとして仕事していく中で、資料作るセンスが良い人とか、しゃべりが上手い人ってわかっていくはずです。 それならば、センス○な人が資料を作り、べしゃり上手が実際にしゃべる、といった振り分けが出来ますよね。

それがわかるには、すぐにわからないですよね。一緒に仕事していって話していくしかないですよね。

すぐに結果を出すことも大事かもしれないですが、チームとして仕事をするなら、一緒に仕事して、お互いがわかれば もっといい成果を出すことも出来るんじゃないかと思った今日この頃です。

おあとがよろしいようで。