小さい頃の遊び場に行ってGRD3で写真を撮ってみた
1ヶ月ぐらい前になるでしょうか、お友達の@ryo_dgくんにGR Digital3を譲ってもらいました。
彼は新しく出たGRでいっぱい写真を撮って浮かれています。
何を撮ろうかなぁと考えてたんですが、小学生の頃ひたすら遊び倒してた公園が家の近所にありまして、そこに行ってきました。
色々昔を思い出してみるのも悪くないよなぁ、というお話です。
あの頃からは随分遠くへきた
僕が小学生でひたすらハマっていたのは、ミニ四駆だとかハイパーヨーヨーだとかスーファミだとか色々ありましたが、 外でひたすら遊具で鬼ごっこすることにハマりまくってた時期がありました。 「地面は2歩までOKな!」なんてルールだけあって。
学校が終わって家に帰って、「れんらくちょう」をおかんに渡してすぐに出て行く。 駄菓子屋でちょっとだけお菓子買って、公園にチャリで急ぐ。 ひたすら遊具で鬼ごっこ。 18時に帰る。
これが毎日な生活でした。
あれから15年ぐらい経ったでしょうか。
「ここがすべて」だったあの公園も、今では全く行かなくなりました。(当たり前かw)
あの頃遊び倒した公園は、少しも変わらないんだけど、「こんな小さかったけな?」と思うようになったのは、自分が大きくなったからなのか何なのか。
草によく負けてカブれたりしとったなーとか
お世辞にも広いとは言えない広場で「陣取りゲーム」しとったなーとか
このすべり台だけはやっぱり今でも急なんやなーとか
水風船を作りまくったり、走り回って汗かきまくったらここの水道の水飲みまくったなーとか
思えば遠くに来たもんだ。年齢は。
ほな、今の自分はどうだい?
そんな時代の自分から、今の自分を見るとどう思うんだろう? 「なりたかったものがなかったあの頃の自分」からはどう見えてるんだろうかと。
あの頃は宿題もすぐ終わらせることが出来てたし、やりたいことをやりたいようにやって、遊びすぎて親に怒られて、みたいなループした生活やけど楽しかったなぁと。
それに引き換え今はしたい仕事が出来ているだろうかとか、色んなしがらみの中で「立ち回ってる」自分がいるなぁとか。
「友達と遊ぶ日」とか「ゲームの発売日」とか色んなものを待ち望んで、過ぎ去る毎日が24時間以上に感じてやたらと遅く感じていたあの頃。 「気付けば1年経ってる」みたいなことが日常化してしまっている今。
さて、今楽しいことは何だろう?
とまぁ「今の自分は大丈夫なの?」と心配になるほどのことを書いてきましたが、 あれから15年経って、色んな方とお知り合いになって、色んな経験をしてきました。
ひたすら遊び倒した小学生時代。 バスケに打ち込んだ中・高校生時代。
そんで働いて。
「今の自分」であるためには「今までの経験」が必須なわけで。 「今の自分」には色んなダメなところもいっぱいあるけれど、僕は「今の自分」のことが結構好きであったりして。
「今の自分」が好きじゃないと、「今までを形成してきた思い出」も全否定しなくちゃいけない気がして。
自分のことを好きであることは、今までの経験だとかを活かすというかなんというか。うまいこと言葉が出ないw
とりあえず僕が言いたいのは、自分を好きでいることって大事なんじゃないかなーと。 悪いとこは直せばええし、良いとこは伸ばせばいい。
では最後にバガボンドで好きな言葉をご紹介して終わりにしたいと思います。 又八のおふくろのセリフです。
ただ真っ直ぐに 一本の道を進むは美しい じゃが普通はそうもいかぬもの 迷い 間違い 回り道もする それでええ 振り返って御覧 あっちにぶつかり こっちにぶつかり 迷いに迷ったそなたの道は きっと誰よりも広がっとる
via:バガボンド
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井上 雄彦 講談社 2009-09-03
うん、写真を撮りに行くのは自分の思考の整理したりすることもあって、やっぱり面白いもんです。 うん、このカメラでええ写真撮るのは難しいから面白いもんです。
おあとがよろしいようで。
撮影に使用しました!
RICOH デジタルカメラ GR DIGITAL III GRDIGITAL3
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リコー 2009-08-05