【ニュース】「タカのエース」斉藤和巳、遂に引退を決断。
僕にとって野球で「エース」は誰かと聞かれると、ダルビッシュ有でもなく、松坂大輔でもなく、間違いなくこの選手の名前をあげます。
斉藤和己
常勝軍団ホークスの筆頭選手が、ついにユニフォームを脱ぐときがやってきました。
2013年07月29日のブログ|斉藤和巳オフィシャルブログ「ROUTE 66」
抜群の成績
2003年に才能が開花し、20勝をあげて最多勝・最優秀防御率・最高勝率・ベストナイン・沢村賞等を獲得。
「点を許さないのがエース。味方が点を取ってくれるまでいかに粘れるかで、ナインに信頼される。そうでなくてはエースじゃない」
via:斉藤和巳 242球、報われず。(1/3) - Number Web : ナンバー
このようにエース像を語っていますが、本当にその通りな選手だと思います。
2005年は開幕15連勝を記録し、16勝1敗で勝率なんと.941。
そして2006年は勝利数:18・防御率:1.75・奪三振:205・勝率:.783・完封数:5・沢村賞の6冠を獲得しています。
通算11年。79勝23敗はまさに**「負けないエース」**。
ただ、斉藤和己の凄さは成績だけにはとどまりません。
エース、エース、アンドエース
彼の魅力は成績だけにはとどまりません。
なんといってもその投球フォーム。長身の右のオーバースロー。「右の本格派」はやっぱりサマになります。
そして、抑えたときの雄叫び。これはぐうエース。
そして、2006年クライマックスシリーズ・日ハム戦でのサヨナラ負けの後、マウンドでうずくまる姿は今も覚えています。 斉藤和巳 242球、報われず。(1/3) - Number Web : ナンバー
動画はコチラ。カブレラとズレータに抱えられて泣きまくるのは胸を打ちます。
彼はクライマックスシリーズでは通算10試合の登板で0勝6敗と、勝てなかったのです。 打線の援護がないことも多くあったのですが・・・
「点を許さないのがエース。味方が点を取ってくれるまでいかに粘れるかで、ナインに信頼される。そうでなくてはエースじゃない」
ということ。人一倍責任感が強いエースです。
お疲れ様でした
2007年に発症した右肩痛から、リハビリを開始。 2011年には支配下登録選手から外れ、3軍リハビリ担当コーチに就任。 ダルビッシュは、「今年(2008年)は、個人的には戦って面白い投手がいなかった。でも来年はソフトバンクの斉藤さんが帰ってくるから、今から非常に楽しみ」と言っていましたが、ついには1軍のマウンドに戻ってこれず。
via:斉藤和巳 - Wikipedia
6年に及ぶリハビリは想像を絶するものだったと思います。
今までお疲れ様でした!
おあとがよろしいようで。