夢を叶える為の「3つ」の心得!一度きりの人生を生き抜く為に。〜ノマドワーカーの生き方を読んで〜
人が普段生活している中で、あまり気にしていないだろうことがあります。 それは、**「人生は一度きりだ」**ということです。
自分が死んでしまったらそこで人生は終わり。いつ終わりを迎えるかわからない状態で、「自分のやりたいことをせずに生きていること」は果たして正解なのでしょうか。
この質問に対する答えは、皆さん恐らく**「NO」**と答えるでしょう。
でも…。
- 「自分のやりたいことがわからない」
- 「無駄に時間を過ごしている」
- 「現状に満足していないけどどうしたらいいかわからない」
わかっているけどできない、上記のような人は多くいるでしょう。僕ももちろんそうです。
そんな人の為に、この本を紹介したいと思います。2011年に独立され、ブロガー、執筆を主として活動し、No Second Lifeというブログを主宰している立花岳志さん(@ttachi)が書かれた本です。
この本の中から、「現状を打破」して「夢を叶える」方法を紹介したいと思います。
1.自分の夢は何?5ヶ年計画のススメ
自分の夢は何でしょう。その昔、「プロ野球選手になりたい」と思った人もいるでしょう。 その夢を叶えた人はどういう人だったのか?と考えてみると、僕はこういう考えに至りました。
「毎日その夢に対して歩みを止めず、夢と現在地の差を知ることが出来る人」 例えばプロ野球選手になるために毎日練習する、プロ野球選手をたくさん輩出している学校に進学する…。色々方法はありますよね。さて、立花さんの場合はどうでしょう。
独立したときに一番初めにしたことは**「自分のミッションを定義すること」「5ヶ年計画を作成すること」**だったと言います。
その中でも、**「5ヶ年計画を作成すること」**について紹介したいと思います。
5年後自分はどうなっていたいかを想像すること。想像力を妥協せずに。と本書には書いてあります。 仕事について自分はどうなっていたい?家庭については?趣味については?色々な角度から「自分の5年後」を書いていきます。
5カ年計画が完成すると、その計画を次は「年間計画」に落とし込みます。年間計画に落としこむことが非常に重要と言います。引用します。
すべての項目に対して5年後の夢を達成するために今年中にやるべきことを書き込んでいきます。 このステップがじつは非常に重要です。ここで僕たちは「夢」という根拠がなくフワフワしたものを「目標」というタスクへと変換するのです。
via:ノマドワーカーという生き方
年間計画へ落とし込むことで、「目標」という現実的なものに変える。 初めて夢が可視化される瞬間ですよね。これだけやれば5年後なりたかった自分になれる…!と。
同じ方法で、立花さんは「クォーター」→「月次」→「週次」→「日次」と目標を落とし込んでいます。
2.夢は見返す。ライフログを取る!
夢を目標に落とし込んだ。よし、夢が叶うぞ!!とはもちろんならないですよね。
立花さんはレビューを行い、目標までの距離、見返しをしています。 先ほどの5ヶ年計画であったように、「日次」→「週次」→「月次」…と。
計画したものが達成出来ているか?を見返す作業です。 日記をつけたり、撮った写真を見たり、目標に費やせた時間はどれぐらいあるか?を振り返ります。
写真を撮った内容や目標に費やせた時間というのは、事前にデータを取る必要がありますよね。いい景色!と思った場所を写真を撮る、ブログを書いた時間を計測する…。
そう、ライフログが必要となります。
もちろんレビューするために時間の計測をしたりするライフログが必要なのですが、立花さんはライフログをこのように定義しています。引用します。
僕は、ライフログとは記憶を失わせないための装置だと思っています。そして記憶が失われなくなることにより、人生をより豊かにしていくことができる仕組み、それが僕にとってのライフログです。
via:ノマドワーカーという生き方
脳は「いらない情報」は忘れてしまうのではなく、奥へとしまいこみ、思い出せなくなってしまうそうです。 そうした情報は、例えば古くの友人にバッタリあうなどの「要因」がないと思い出せなくなってしまうようになっている。
ライフログを意識的に残すことで、「いらない情報」と判断されたものを思い出す「要因」をたくさん自分で作り出すことが出来ると立花さんが言います。
買ったものやチケット等、写真を撮ってEvernote等のサービスに取り込んでしまえば、レビュー時に見返すとその時の記憶が蘇るかもしれませんね。
3.ネットとリアルを混ぜる。ネットを上手く使え!
ネットを使わずして出会える人ってどのぐらいいるでしょう。学生の友だち、会社の同僚…。その中で共通の趣味の人はどれぐらいいるのでしょう。
今、インターネットがもの凄く普及し、TwitterやFacebookを使って「同じ趣味の仲間」を見つけることはもの凄く簡単になりました。
立花さんが独立して活動していく中に重要なファクターがありました。 それが**「ネットとリアルを混ぜる」**ということです。 ブログを書いているのは、人。ブログを読んでいるのも、人。パソコンの向こうにいる人と繋がりたい!繋げたい!そんな想いがあったそうです。
そして立花さんはDpubというオフ会を主催されます。どんなオフ会なのか?引用します。
iPhoneとTwitterを愛するすべての方が集うソーシャルイベント。Dpub。 ただの飲み会です。勉強会やセミナーではありません。規模が大きなオフ会です。 iPhoneとTwitterが好きな方。参加資格はそれだけ。 開発者さん、出版関係の方、ユーザーさん、プロガーさんと、iPhoneに関わるいろんな立場の方を「混ぜる」のがこのイベント。 じゃんけん大会もビンゴもなし。乾杯した後はひたすら交流するシンプルなイベントです!
DpubのDはDeveloper(開発者)
DpubのPはPublisher(出版関係者)
DpubのUはUser(ユーザー)
DpubのBはBlogger(ブロガー)
via:6.23六本木に集結せよ! Dpub 5 in 東京! 聖地「豚組しゃぶ庵」に凱旋開催!! | No Second Life
Dpubはまさしく**「ネットとリアルが混ざる」瞬間を目の当たりにする**ことが出来るオフ会です。 毎日読んでいるあのブログの人、毎日使っているあのアプリの中の人…。そして逆にブログを読んでくれている読者さん、アプリを使ってくれているユーザーさん…。
一同に会し、しゃべるしゃべるしゃべる。嵐のような時間が過ぎ去っていきます。 Dpubは、まさに「繋がるイベント」。そこから出版の話だったり、アプリ開発の話だって出てきます。
僕は、このDpubの**「永久幹事」**という栄誉ある称号を頂いているのですが、幹事として参加者の方が繋がっていくのを見るのがすごく爽快でした。 たちさんがこのエントリを書いた理由がすごくわかります。→僕が “Dpub” というイベントにこめた想いについて語ろう | No Second Life
今後とも、この繋げるイベントDpubをより一層楽しいものにしていくため、走り回っていきたいと思っています。
ネットと言えど向こうにいるのは人。色んな人と繋がることで、思いもしなかった出来事が起こる可能性が上がると僕は思います。 僕もネットで人と繋がっていかなければブログもやっていませんし、もちろんアシタノレシピのメンバーの一員になることもなかったでしょう。
気になるオフ会があれば勇気を出して行ってみることをオススメします。 僕は、こんな風になりました。→少しの勇気を出すこと、そこには確かな一歩がある | TRAVELING
最後に
この本には、**「社長の座を辞してブロガーになった男」**の1年間の記録が綴られています。熱い気持ちになれずには読めない、そんな本だと僕は思います。
是非この本を手にとって、熱い気持ちを放出してほしい。
No Second Life ~人生は一度だけ。二度目の人生はない。だからこそ一度だけの人生をしっかり生きたい。~
たちさん、出版おめでとうございます!!今後とも期待していますし、自分も何か成し遂げたいと思います!
おあとがよろしいようで。
posted with ヨメレバ
立花 岳志 東洋経済新報社 2012-06-01