「人生を楽しむために全力を尽くすこと」
著者の@jun0424さんは、勉強とはどのような意味なのか、と尋ねられたらこう答えるそうです。
学生の頃、「やらされていた」と思っていた勉強は、社会人になると、「やりたい」と思うようになった人はいませんか??
やりたいと思うようになった人の大半は、何か目標があって、夢を掴むために勉強しよう!!と思う人が多いのではないでしょうか。
ただ、「やらされていた」勉強を「やりたい」と思っても、学生時代にやった勉強法しかわからず、社会人になって時間ないし…と結局諦める人も多いのではないでしょうか。
でも、今の時代、iPhoneのようなスマートフォン、iPadのようなタブレットがある。@jun0424さんがiPhoneやiPad、そしてクラウドを使った勉強術を教えてくれました!
※人生初献本して頂きました!ありがとうございます!
それは楽しい? photo credit: betta design via photopin cc
「やりたい」と思った勉強。それを楽しいと思えることが、勉強を続ける上で1番の秘訣です。
楽しいと思えること。それには2つあります。「結果を想像する楽しさ」と「勉強することそのものに対する楽しさ」です。
特に、**「勉強することそのものに対して」**楽しさを見いだすことができたら、 日々の勉強に対して「しんどい…」と思うことなく、続けていけるのではないでしょうか。
-– 例えば資格を取ってる姿を想像してニヤニヤする。結果を想像してニヤニヤするのは一時的にモチベーションが上がるかもしれませんが、途中で「しんどい…」と思ってしまいますよね。 資格勉強をすること自体が楽しくなければ、やる!!と決めたときに100あったやる気が、どんどん少なくなっていってしまいます。
ただ、途中で「しんどい…」と思えた勉強自体を「楽しい!!」と思えるようになれたら、勉強自体が楽しいのだから、どんどん続けていけますよね。 目線を変えてみるってのはすごく大事なんだと、改めて思いました。 —
勉強のGTD 著者の@jun0424さんは、勉強活動自体をToodledo、Evernote、GoodReaderを基本としたツールを使いこなして「楽しく」勉強されています。
その原則は、デビッド・アレンが提唱したストレスフリーの仕事術、GTD(Getting Things Done)にあります。 GTDについてはこちら→はじめてのGTD - ITmedia Biz.ID
Toodledoで勉強の計画を立てて習慣力を付け、Evernote、GoodReaderを使って勉強をしていきますが、やりっぱなしではなく、「定期的に見直す」ことが大事です。 Evernoteにも勉強用のInboxを使用しておられます。
自分の目標はなにか?新しい目標はないか? Toodledoに対して追加しないといけないタスクはないか? EvernoteのInboxに溜まりっぱなしになっていないか?
大事なのは、やりっ放しにしないこと。繰り返すことで、知識の定着を行います。
どこを取り入れますか? この本が気になるっていうことは、自分が勉強したい、という気持ちになっているからだと思います。
@jun0424さんは、勉強を「楽しく」行う上で、色々な工夫をされています。
例えばGoodReaderを使った「高島式3回転学習法」であったり、Evernoteを使った「ノートブック移動復習法」といった勉強方法だったり…色んな方法を取り入れています。
Evernoteの暗号化機能を暗記の為に使うなんて、思わず「おおっ!」とうなりました。
詳しい方法は是非とも本を手に取って確認して頂きたいと思いますが、自分が人生を楽しむ為に、幸せにするために必要な勉強。 勉強が楽しくなかったら人生の何%かは幸せな時間が減ってしまいますよね。
ぜひ、この本を読んで「勉強自体を楽しくする方法」を見つけてほしいと思います!
ということで、アシタノレシピの仲間である@jun0424さんが、初めての本を出版されました!
じゅんさん、この度は本当におめでとう!楽しく読めました♪ そしてオレの初めてを奪ってくれてありがとう///
おあとがよろしいようで。
1日5分iPhone+クラウド勉強術
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岡野 純 秀和システム 2012-03
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この本をご存知でしょうか。知っている方も多いと思います。
Find the meaning of my life.を主催している@kazumotoさんが書いた本です。
「うつ」とよりそう仕事術 (Nanaブックス)
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酒井一太 ナナ・コーポレート・コミュニケーション 2011-12-20
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まずは「クオリティ・オブ・ライフ」を掲げる@kazumotoさんだからこそのこのエントリを紹介させてください。
仕事術ネタ、しばらく止めます。 | Find the meaning of my life.
人生の残り時間を考えた時、「クオリティ・オブ・ライフ」という視点で全体を考えた時、枝葉のテクニックを使って遊んでいる時間はありませんし、枝葉のテクニックで人生が変わるとも、どうしても思えません。
「仕事術の本質は?」というものに、この本は答えをくれているような気がします。
頭の中が信じられなくなる Soccer / Rameez Sadikot
@kazumotoさんは、うつ病を患うことでこんなことになると言っています。
うつ病を患うと、その頭の中がいちばん信じられない場所なのです。 信じられない場所で手順を思い浮かべても、やはり信じられません。 P.067
手順を思い浮かべてパッと出来ていたことがある日出来なくなる。今まで出来ていた仕事だって家事だって。
そんな信じられない頭に任せるのでなくて、「自分のすること」を「頭の外で」管理するGTDを行う。
そうすることで、「信用出来ない脳」を持っているうつ病の人にとっても仕事を進めていくことができると@kazumotoさんは言います。
例え「信用出来る脳」を持っていたとしても、頭の中がごちゃごちゃしているときは今やりたいことを全て行うことはできないでしょう。 そんな時は全てを書き出し、GTDのフローに則って組立て直すことで仕事を行なっていけるのではないでしょうか。
気分が沈む Soccer WM 2006 / Uwe Hermann
仕事中、気分が沈むなんてことはないにこしたことはないですが、沈むことだってあります。それは、うつの人でなくたってそう。 そんな沈んだ時、沈んだ気分の時に仕事をしたところで、大した成果は上げられないと思うんですよね。 うつっぽいときには、「普通のこと」すら出来なくなると言います。
そんな時、かずもとさんは「うつっぽいとき」にやる仕事を割り当てていると言います。 それは、Todoリストの作成だったり、マイドキュメントの整理だったり、簡単なことなんですよね。
引用させてもらいますが、
通常と違う気分になってしまったとき、気分のままに自分をコントロールするのではなく、 タスクで自分をコントロールするほうが明らかに精神的な負荷を下げられると私は思います。 P.075
とあります。 頭の中が信じられなくなってしまった@kazumotoさんにとって、感情を安易にはコントロール出来ないでしょう。 普通の人も急に押しかかってくる不安や逃げ出したい気持ちになったことはあると思います。
**正常時から何をしたら心がニュートラルに戻ってくるのか?**というのを普段から探して、メモをしておくことで、 後ろ向きの気分の時にでも行える仕事を作っておき、心がニュートラルに戻るように仕向ける、ということです。
そして、どうしても落ち込んでしまってそのまま1日が終わったとしたら、「その日はバネを縮めたんだ、回復してドカーン!!となるんだ!」と 考えてみれば楽になるんじゃないか?と提案してくれています。
この本で感じたことは、「うつっぽくなった時でも何かできる」という、いかに不安を取り除くかといったことがたくさん書かれています。 普通の人でも仕事に不安を覚えるのですが、うつになった人は以前出来ていたこともできなくなるのです。
今、この瞬間普通の人だって、明日、うつ病になっているかもしれない。 誰がなるかわからない、このストレス社会だからこそこの本が必要なんじゃないだろうかと思うわけです。
最後に Happy Happy!
熱い人が書いた厚い本。
本を読むごとに、あーベックさんやわぁーと思わずにはいられない本でした。
@beck1240さんが書いた2冊目の本の「書感」を綴ろうと思います。
新時代のワークスタイル クラウド「超」活用術
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北 真也 シーアンドアール研究所 2011-11-16
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ワークは勤務先で行う仕事だけじゃない Newspapers B&W (3) / NS Newsflash 仕事で「成果を出す」ために、「仕事以外でクラウドを使う」ということ。
この本では「成果を出す=良い企画を出し、それを実現すること」としています。その為には自らを管理する能力、「セルフマネジメント能力」が必要になってくるということ。
仕事でクラウドサービスが使えないとしても嘆くことはないのです。
仕事で成果を出すために、日々クラウドを使って自分をマネジメントして自分で情報収集して自分でアウトプットをする。
ベックさんと同じくクラウドサービスを仕事で使えない自分は、仕事でEvernote使えたら便利やろうなーとか、Dropbox使ったらもっと楽やのに…と後ろ向きなことばかり考えていましたが、そうではない。
日々自分が成長するためにクラウドサービスを使ってやればいい。それが結果として仕事にも活かせればいいじゃないか!
ベックさんは「成果を出す」為に2つの仕組み作りをクラウドで行なっており、それぞれこんなことを行なっています。
セルフマネジメントシステム
「制約の中で自分のリソースをいかに配分して成果を得ていくか」という「自分経営の手法」ととらえることができるのです。P.23
情報マネジメントシステム
「アウトプットの元となる情報を収集・管理するための仕組み」P.24
ベックさんはこの2つのシステムを3つのクラウドサービスから構築していました。
Googleカレンダー Toodledo Evernote 多彩な活用法は本の中に嫌というほど載っていますw
なぜ自分はクラウドを使いたがっていたのか?ここまで考えていたか?というと、そうではない。そして、仕事でクラウド使えないのもったいないわーとだけ漠然と不満を漏らしていた自分が恥ずかしくなりました。
そのクラウドサービスを何のために使うか、そしてベックさんは「このクラウドサービスはこの為に、こんな風に使うよ!」と余すことなく教えてくれています。
どうしてもクラウドを仕事で使いたい人に In the clouds - EXPLORE rules changed / kevin dooley ベックさんはこの本で余すことなく自分のクラウド活用方法を紹介していますが、同時にベックさんが仕事でクラウドサービスを使えない代わりにどうしているか?も紹介してくれています。
そのクラウドツールの本質を見抜くことが出来れば、この広いインターネットの中には、同じようなツールがあるんですね。 例えばEvernoteの代わりであれば「あのソフトウェア」とか「あのソフトウェア」とかですね。ここは秘密にしておきます。
そしてベックさんはその自慢の腕でほぼ日カズンを5冊ぐらい持って筋トレしているとか…というのは当然ウソですが、 クラウド×アナログ。GoogleカレンダーとToodledoとほぼ日手帳を用いた間接的クラウド活用法も用いています。
ベックさんは自分のセルフマネジメント×情報マネジメントシステムが構築出来ているので、上手に仕事へも活かして実践しています。 その中から自分にも使えるかな?というものを選択して、始めてみるのがいいのでしょう。「オレ全部出来てるで!」とかいう人は、ベックさんの自作自演ですね。
どうしても仕事に使いたいのならば、「なぜ?」「代わりに使えるものは?」と考えてみましょう。
クラウドの赤本 この本が全て実践できれば、**ベック大学への合格間違いなし!**と言えるぐらいベックさんのクラウド活用術が詰まっています。 自分はベックさんの誕生日に思わず「愛してるよ!」って言うぐらいキモいベックファンなのですが、この全てを実践するのは難しいと思っています。 ただ、難しいで終わらすのではなく、一度読んで終わるのでなく、自分に取り入れれる部分はないか?この場合はどうやって使っていけばいいのか?
この本を活かして「自分流セルフマネジメント」や「自分流情報マネジメント」を作っていく土台はできるんじゃないかと思っています。
今回この本について書くにあたって、最初の部分だけ書かせてもらいました。だって、ボリュームすげぇんだもん。
本当に充実した内容でした。ベックさんお疲れ様!そしてありがとう!
P.S 2011年の目標「体重65kgまで落とす」が成功しているか、今度本人に聞いてみたいと思います。
新時代のワークスタイル クラウド「超」活用術
こちらの本は2月9日に発売になりました、@beck1240さんが書かれた本です。
今回は、この本の「感想」を書かせて頂きたいと思います。(書評なんて大それたもん無理っす)
どんな本かというと、下記のように説明してくれています。
・Evernoteを使ってどうやって情報を整理していくか、
・日常生活にどうやってEvernoteを絡ませて第二の脳としていくか
まさに自分にとって、**「待ってました!」**の一冊なのです。
「仕事術」としてのEvernote本は多数ありますが、ベックさん始め、自分も同じなのですが、会社的に情報漏洩の観点からもEvernoteが使えない一般サラリーマンの為のEvernote本です。
とりあえずWebClipは取ってるけど…とりあえずテキスト入れてみてるけど…Evernoteがただの器となってしまっている人向けではないかなと思います。「とりあえず取る」だけではなく、「じゃあそれをどうやって活用を?」です。「とりあえず取る」人は次のステージへ。
印象的だった部分を挙げると…
感情タグという概念 思い出の1ページをEvernoteに刻むのであれば、その記憶と共に想起される「楽しかった」「悲しかった」などの感情をタグとして付与しておくことで、いつでもその感情を甦らせることができるのです。
P.114 - 感情を残す意味
パワースポットを作る たとえばお気に入りの詩、想い入れのある漫画の1コマなど、それを見れば思わずテンションが上がってしまう何かを、著作権に十分留意したうえで、「オアシスノート」に取り込んでおきましょう。
P.164 - Evernoteにパワースポットを作る
この2点、自分の中でハッとさせられました。
もっとシステマチックに構築していくモノだと勝手に感じてしまっていました。EVERNOTEって「自由」なんですよね。堅いものから柔らかいものまで、なんでも入ってくれるんですね、コイツ!
堅いものばかり入れてる人は、柔らかいものも入れてみましょう。Evernoteがもっと身近に感じれるようになりました。
というわけで… フィーリング、自分の感情についての「柔らかい」部分
[情報整理システムの構築]として、あらゆるデータをEvernoteに集約する方法、Evernoteを使ったGTDのフロー作成から、他サービスとの連携といった「堅い」部分
本当に幅広く書いてくれています。そして、本当にわかりやすいです。あっという間に読み終えてしまいました。
この本を読んで、早速今のEvernoteの使い方を見つめ直しています。これを土台にして、オリジナルの、自分のEvernoteを作っていきたいと思います。
[書き終わって感想]
Evernote Evemote
r n と m ってスゴいわかり辛いですね。