カメラ超初心者に贈る!(17)来る大雪に備えて雪を撮る方法を押さえておこう!
2014年の2月、都心で珍しく雪が積もりましたね。関西では夜に降って朝にはちょっとだけ…という積もり具合でした。
普段雪を見ない人にとってはテンションが上がった日でしょう。
ただ、普段雪を見ないだけに「撮りたい」という思いは強くとも、いざ雪が積もったときどうやって撮ったらいいかわからないですよね。
今回大阪の北側の山奥、能勢町にある「妙見山」に行ってきました。
そこではもうすでに雪は降っておらず解けかかっていたのですが、どうやって雪を撮ればいいのだろう?と考えながら撮りました。
意図的に明るめに撮影する カメラで雪を撮ろうとすると、カメラが自動的に雪の白さを露出(明るさ)の基準としてしまい、暗めに撮れてしまいます。 (測光については別の機会でお話しようと思います) カメラの露出は少し明るめにして撮ると、カメラが基準とした明るさより明るく撮れるようになって見た目通りの雪が撮影出来るようになります。
僕はこの日、だいたい+1ぐらいにして撮影してました。
露出に関してはこのエントリを参考にしてみてください。 参考:カメラ超初心者に送る!(5)「露出」って何?
雪だけを撮らない 雪だ!珍しい!といって、雪だけにカメラを向けていても…それは真っ白な写真になってしまいます。
頑張って雪と枝という寂しめの写真を撮ってみましたが、雪がただの白…よく目を凝らすと立体感はあると思いたいw
やはり初めて雪を撮るには、他の被写体も混ぜた方がよさそうです。
これは畑に積もった雪です。じょうろがあったり、草があったり。畑なので段々になっていて立体感も損なわれていません。
カメラによっては「ソフトフォーカス」といったようなエフェクトを使えばふんわりした雪を撮影出来るかもしれませんね!
解けかけにも味はある 解けかけた雪というのは、一般的にはあんまりキレイな雪であるとは捉えられていませんよね。 例えば道路の横にたまった雪とか…
きたねぇ…
ではなく、ちょっと目線を変えてみます。解けゆく雪。
屋根に積もっていた雪が解けていっています。その雪は雪解け水となり…な1枚。
解けるだけの雪もやっぱり味があります!
こんなところです 急に思い立っていって、撮り方もわからないまま撮影した中で僕が掴んだコツ。 明るめに撮ったり、雪だからって雪だけを撮らないようにしたり、積もってる雪だけでなく解ける雪に目を向けたり。
降っている雪はフラッシュ使えばいいってのは聞いたことあったんですが、もう降ってなかった&フラッシュ持ってないという…orz
いかがでしたでしょうか。 雪が降る地域の方ならもっと色んなコツをご存知だと思うので、教えてください!
でも、これを意識するだけでも色んな雪が撮れますよ!
この日撮影した写真はFlickrにアップしてます。 妙見山駅周辺 - a set on Flickr
おあとがよろしいようで。