たった一度の人生、「悔いを残さない自分になる」ための言葉とは何だろう。
「毎日を楽しみたい」と思っている方々こんにちは。
この本について何度か気になったポイントをご紹介してきました。 気になって本を購入してくれた方もいると聞いてすごく嬉しく思います。
と3回に渡り紹介してきましたが、今回は「悔いを残さない自分になる方法」です。
この本の特徴として**「1日を大事にする」**ということが何度も何度も書かれています。 僕が書いたエントリにも「毎日」や「1日」という言葉が入っています。
毎日が少しでも楽しくなれば、これからの人生はその積み重ねでもっと楽しくなるでしょう。
ということでいってみましょう!!
悔いは残したくない!
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宝彩 有菜 青春出版社 2012-05-22
「毎日楽しく生きたい」ということは言い換えると「毎日後悔がない」ということになります。 自分で「今日は楽しくなかった」とか「なんであんなことしてしまったんだろう」 という後悔をずっとしていると積み重ねで未来までが暗く見えてしまうかもしれません。 後悔してもそれを糧に前に少しでも進めればいいかもしれませんが。。
では、「悔いを残さない自分になる」ためにはどうすればいいのでしょう?
欲張らずに「潔くカットする」
アレも欲しい、コレも欲しいと何にでも手を出してドタバタしていると、本当に大切なものを逃してしまうかもしれません。
映画のDVDに、特典映像として「未公開シーン」が含まれていることが多いですよね。 その未公開シーンには、監督の「カットした意図」が語られていることもありますよね。
- 「とてもいいシーンだけど全体を考えてカットした」
- 「このシーンは時間がかかったけどイメージが違うからカットした」
「とてもいいシーンだけど、作品を考えたときにカットした」 ということが、映画には多々存在するということです。
これは人生にも言えるのではないか、というお話です。 この見出しの冒頭、「アレも欲しい、コレも欲しい〜」というのはまさにこのことではないでしょうか。
あれもこれもと本筋でないことに欲を出していると、せっかく良い人生が、面白くないものになりかねません。 欲張らず「潔くカットして捨てる」こと。それが良い映画を作るコツでもあり、 また、シンプルで良い人生を送るコツでもあります。
via:P.105
心配をあっという間になくす
行動しようと思ってもその行動を阻害することの1つに「心配」があります。 心配することは悪くないのですが、行き過ぎると苦しくなり、行動できなくなりますよね。
心配は放っておくとずっと考え続けて、「もうここまで考えることがない」とならない限りなくならないといいます。
ならば、とこんな言葉が書いています。 「心配は、心配しなければ心配ではない」
確かに考えるとその通りなのですが、なかなか難しいですよね。 ではどうすれば心配をなくすことが出来るか?
心配というのは、「自分もっと将来幸せになるように」と自分が考えているからです。
ということは、こんな風に置き換えて考えると、心配が消えるといいます。 自分→相手 もっと→これ以上は望まない 将来→今を考える 幸せになる→今に満足している
「相手のことを考え、これ以上は望まず、今を考え、今に満足する」
こうなると、何も心配することはありません。
人間は欲の塊なので、「自分もっと将来幸せになるように」と考えるのは自然なことですが、ちょっと意識してみると心配事が減るかもしれません。
心配や恐れがあるから考えているのではなくて、考えるから心配や恐れがあったのだとわかります。 心配や恐れが消えると、すぐに優しい暖かい気持ちに満たされます。 このコツをつかむと、生きるのがとても軽やかに楽しくなってきます。
思い方次第で「自分は幸運だ」となる
人生は色んなことが起こりますよね。努力して成功することもありますし、 良いこともあれば悪いこともある。それがいきなり起こるのが人生です。
その「良いこと」だって、そのまま進むと「悪いこと」の原因になるかもしれません。逆もしかりです。
ということは、その場で「今幸運だ!」「今不運だ…」と思っていることがあったとしても、 どれが幸運でどれが不運なのかを、その時点では一概に言えないわけです。
ということは、ずっと幸運が続いてても間違いではないですし、もちろん逆もしかり。
すなわち、**「自分が幸運であるかどうか」というのは「自分の思い方次第だ」となります。 じゃあどっちを選ぶのか?今でしょ!「幸運が続いている」**と思うほうがいいに決まってますよね。僕ならそっちを選びます。
実際、そう思ってみると、すべてが幸運に思えてきます。すべてが幸せに満ちてきます。 自然に感謝が溢れてきます。「自分は幸運である」が、確信になってきます。 その状態で毎日を過ごすことは、とても楽しいですし、その連続である人生も楽しいものになります。
via:P.127
考え方をちょっと変えてみよう
何度かこの本について紹介してきました。 その中で共通して言えることは、考え方を良い方に傾けてみるということです。 「今日は最高の1日だ!」と朝に言ってみて、物事の良い面を無理矢理に出してみたり。 悪いことがあっても「まぁいいかぁ」と悪いイメージを断ち切ったり。
頭を「良くない方向」にちょっとでも傾けないようにする方法が多いです。 悪いことより良いことがいっぱいあったほうがもちろんいい。 そのためには、頭をちょっと傾けて、「良い方向」に考えをもっていくと良い人生になるかもしれませんね。
おあとがよろしいようで。
今回紹介した本をチェック!
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宝彩 有菜 青春出版社 2012-05-22