「彩度」を使いこなして写真に感情をつけよう!”iPhoneでの『ええ写真』の撮り方”(6)

目次

iPhoneで写真を加工するときにコントラストと並んでよく使うのが今回のテーマ。

「彩度(Saturation)」

読んで字のごとく、色の鮮やかさの度合いのことです。 この彩度を使いこなすと、写真に感情が宿ると僕は思っています!

では、彩度ってどんなものなのか?ご紹介したいと思います!

彩度って何?

色の鮮やかさのことですね。さて、いつもどおりWikipediaから。

彩度は基本的に、色空間の中央軸(無彩色軸)からの距離である。無彩色(白・黒・灰色)で0となり、無彩色軸から離れるにしたがい増し、純色で最大となる。また、彩度は色空間における距離なので、色空間に依存する。たとえば、色空間によっては、純色以外でも彩度が最大になることがある。

via:彩度 - Wikipedia

まぁ余計意味わからんくなりました。

彩度は「上げる」「下げる」なんて言い方をします。

彩度を上げたらどうなるか?下げたらどうなるか? 見たほうが早いので、ご覧いただきましょう。

バラです。バラ。

彩度を「上げる」

彩度をめいっぱい上げてみます。 どうでしょう?

**ビビッド!!!**ですね。

バラのピンクの色や後ろの草の部分が原色に近づいていることがわかると思います。 目が疲れそう…w

コントラストと同じく、適度に彩度を上げると画像がハッキリとしますよ!

明るい、元気な写真になります!

彩度を「下げる」

今度はめいっぱい下げてみます。

**白黒です。**モノクロです。 彩度を上げたときは原色に近づきましたが、逆に今度は原色から遠のき、色すらなくなってしまいました。

適度に彩度を下げると、悲しめの写真になりますよ。

使い分け!

適度に彩度を上げると「元気」に。 適度に彩度を下げると「悲しみ」に。

少し比べてみましょう。 元の写真はこちら。

花の写真と夕日の写真。

まずは花の写真の彩度を上げます。

どうでしょう?ピンクが目立つようになり、元気な感じが出ます! ポップな写真は彩度を上げてあげると、元気に!

次に夕日の写真の彩度を下げてみましょう。

適度に下げることで、あぁー今日も終わりだなぁという感じに。

もういっちょ。最初のバラです。

これも色が薄くなり、なんだか悲しい感じに。

もともと色が薄い写真の彩度を下げると悲しく、何か物憂げな感じが出てきます。

彩度を意識して、写真に感情を入れてみませんか?

今回彩度をいじるために使用したアプリはこいつ。

Snapseed App カテゴリ: 写真/ビデオ
価格: 無料

おあとがよろしいようで。