iPhoneでの"ええ写真"の撮り方!「三分割法」を駆使しよう!(1)
iPhoneを持ち始めてから写真を撮るようになった人も多いのではないでしょうか。
僕もその一人で、遂にはデジタル一眼レフにも手を出す始末。
デジイチで写真を撮るにも色々テクニックがありますが、それはもちろんiPhoneでも使えます。
iPhoneでも撮りようによってはデジイチにも負けないはず!!
そんなテクニックをお教えする「iPhoneで"ええ写真"を撮りたい人に送る!」シリーズを始めようと思います。
今回は三分割法というものについて説明したいと思います!
三分割法を使う
三分割法というテクニックをご存知でしょうか。
上下に3分割ずつした点(上図で言うところの赤点)に強調したい被写体を置くテクニックです。
グリッド表示することで、iPhoneでも簡単に三分割法を使うことが出来ます。 標準カメラでは、「オプション」をタップして「グリッド」をオンにするだけでOKです。
三分割法を使った写真の撮り方を2点お教えしたいと思います。 もちろんこの方法はデジイチでも使えますよ!!
被写体を点の上に置く
実際に点の上に被写体を置いて撮ってみます。 家の近くで工事をしていたクレーンを撮ってみました。
まずはど真ん中に被写体を置いた写真。 なんか普通。
次に、右下の点に被写体を置いた写真を撮ってみます。 左上が空で空間が出来て「それらしい」写真になっています。
これは、クレーンが左上に伸びているので、その方向を意識して左上方向に空間を作るように意識して撮りました。
グリッドなしで見てみます。
ど真ん中に被写体。
右下に被写体。
どうでしょう、三分割法で点に被写体を乗せるだけでこれだけ印象が変わる写真が出来ました。
三分割法はまだ使い方があります。
どの景色を入れるか1/3で考える
景色を撮る上に置いても三分割法は役に立ちます。 先ほどは「点の上に被写体を置く」でしたが、次は横の線を使います。 空と地上を1/3で分けるということをします。
実際に見て頂きましょう。
これは僕の地元駅の豊中駅から見た景色です。広がるは国道176号線。
普通に撮ります。
次に、空を2/3映るようにiPhoneを上に向けます。空と地上の分かれ目に下のグリッド線を持ってくるようにするのがポイントです。
どうでしょう、夕暮れの空が強調されていませんか?
これにホワイトバランスを考えて改めて普通に撮った写真とグリッド線を考えた写真を載せてみます。
普通の写真。
空が2/3映った写真。
ビルに挟まった狭い空でも広く感じることができませんか?
ただ適当に撮るより、「ほんのちょっと」気にするだけで、良い写真が撮れるようになります!
おっと、ホワイトバランスって何だって?そんなあなたは是非こちらのエントリーをご覧下さい。
カメラ超初心者に送る!「ISO感度」、「ホワイトバランス」って何? | TRAVELING
最後に
iPhoneでもデジイチも「カメラ」。iPhoneでもデジイチと同じように気をつけるべきポイントを気をつけるだけで、加工なしでもそれなりの写真が出来上がります!
これからもiPhoneで写真を撮る上で気をつけたい部分をどんどん書いていきたいと思います♪もちろん、iPhoneカメラの最大の魅力である「加工」についても書いていくつもりですよ!
iPhoneで写真を撮るiPhoneography User Group Japanの中の大阪で活動するグループ"OSAKA iPhoneographers!(仮)“もスタートしてます。 よろしければこちらもご覧下さい♪
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おあとがよろしいようで。