ナインティナインというコンビ
やってましたねー、FNS27時間テレビ(7/23-7/24)。日曜日はヒマもあって結構な時間付けっ放しにしてました。
ハケ水車とかハケ水車とか色々ありましたが、やっぱり凄かったのはハケ水車じゃないや、矢部氏の100kmマラソンでした。 ※殿様のフェロモン(ハケ水車)
感動の日テレ24時間テレビに対抗しての笑いのFNS27時間テレビでしたが、今年の最後は感動で締めました。
最近はテレビを見る人も少ないと聴きますので、最後の部分を簡単に紹介したいと思います。
矢部氏の想い
番組も大詰めのフィナーレとなり、後は矢部氏のゴールを待つばかり。そこでマラソン1週間前の矢部氏と番組ディレクターとの飲みの様子が。
矢部氏はこんなことを言っていました。
「岡村さんが休んでから自分が強くなっていくことを感じた」 「走るのは嫌。5ヶ月休んだ相方をスタジオに残してしまって大丈夫か」 「病気を笑いにしたあの人は本当にすごい」 「岡村さんはもう一生戻ってこれないという覚悟はしていた。それはこの世界に自分が誘ったから。その責任は背負っていた」 「誘わなかったら岡村さんはこんなに辛い思いはしなかったと思う」 「一緒に走る練習をした時、高校サッカー部に戻ったような気がした」
「もしゴール出来なかったら(以前加藤浩次が失敗した)87kmで」
とオチがついたところでスタジオへ。
自分でお笑いの世界に誘ったせいで5ヶ月も休んでしまったと責任を感じている矢部氏。 休んでいる間、矢部氏は岡村さんのお見舞いとか家に行ったりもしたそうです。
その様子はこのラジオから。(いっぱい分割されているのでうまいこと辿っていってください) 岡村さん復活!2010/12/2「ナインティナインのオールナイトニッポン」(1/8)
岡村さんがめちゃイケで復活して抱きしめられた時。復活後のナイナイANNで矢部氏にごめんと謝ったとき。
矢部氏は「大丈夫、大丈夫」と言葉をかけていました。
岡村さんの想い
スタジオに戻ったとき、岡村さんの目には涙。思わず後ろを向いて号泣してしまいます。
「テレビで泣いたらさんまさんに怒られるんです」 「相方にも迷惑をかけたし、なんとか戻ってきたしこれからも一緒に笑いを作っていけたらと」
そして、近くまで来ている矢部氏を迎えに行きます。
岡村さん復活!2010/12/2「ナインティナインのオールナイトニッポン」(1/8) ここで、相方への想いをシンプルに伝えています。
「おまえのことすっきや」と。
まぁこれ以上の言葉はいらないのでしょう。
ゴールをして
二人でゴールし「引くほどしんどい」という矢部氏。
そこに岡村さん「相方、オレテレビで号泣してしまった、ごめんなさい」と矢部氏を抱き締めます。
何度も「テレビで泣いてもうたんや」という岡村さん。
最後に矢部氏が「おもしろかったよね?」と締めます。 テレビをご覧になった方なら伝わりやすいと思いますが、あの場面でこの言葉のチョイスを出来ることがすごい。 感動のままイケパラに続いていっちゃうというフィナーレでした。
ここ2週間、自分に色々とあって感傷的になっている部分もあり、このような人間関係にはシンプルながらも心を打たれました。
人の絆というものは本当に凄いものなのだと。お互いがお互いの為に動けるというのは本当に素晴らしいことだと思います。 そういう人がいることは本当に幸せなんだろうと。
ラジオを聴いててヘビーリスナーでこのコンビのことが好きなだけで、このテレビを見たことをそのまま伝えただけですが。 クソ真面目で5ヶ月も病気で休むこととなった岡村さんと、それに責任を感じながらもナインティナインを1人で背負った矢部氏。 ミーハーだと言われてもいいけどこのコンビのことが好きでよかったな、と改めて思いました。
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岡村 隆史 ワニブックス 2009-09-09